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カート

カートが空です

Papier Langackerhäusl


オーストリア北部、コッラーシュラーグの自然に囲まれた築133年の古い農家「Langackerhäusl 」時間がゆっくり流れる“農場”が Papier Langackerhäusl (パピア ラングアッカーホイゼル) のアトリエです。 

 

Papier Langackerhäuslは、2人だけのチーム。それぞれが、衣装デザイン、縫製、グラフィックデザイン、ビジュアルスタイリングの経験を持っています。豊富な経験と独自の感性により、機能的で美しいものの製作を目指しています。ひとつひとつの製品で、「紙」という素材の強さ、美しさ、汎用性を表現しています。

Langackerhäuslとは、1885年に建てられた、クリエイターが住む家の名前。そこで、その家で作り出される製品にも同じ名前がついています。常に素材の研究を重ね、製作はすべて家のアトリエで行っています。素材選びや作業方法にも揺るぎない基準があります。

Papier Langackerhäuslが紙を使う理由。それは、自然素材である紙に多様な用法が存在するためです。紙以外の材料にも、厳選した素材を使用。布地や塗料、金属、革、代替皮革にいたるまで、紙と同様の厳しい基準で、質、見た目、サステナビリティについて慎重に吟味し、選定しています。すべての製品は、製作を始めてから完成の時が来るまでアトリエを離れず、丁寧に作られます。そして「家」を旅立つときに、その名を背負って旅立っていきます。

Ralf Stauss & Edward Richardson

 

当社の製品はすべて自宅で手作りしています。そのため、全工程に製作者が関わっています。生活の中に製作を織り交ぜ、クリエイティビティの追求をしています。

この家に住む以前は、大都市で長年暮らしてきて、利便性と、多様性と、刺激を享受してきました。しかしそこから遠く離れることで、空間と、自由と、広い視野を手に入れました。移住には苦労も伴いましたが、暮らしをシンプルにすることで、心には自ずと豊かさが生まれました。これは、製作の根幹になっています。

田舎に暮らしていると、巷のトレンドや考え方からは遠ざかっていきます。代わりに創作意欲を刺激するのは、自然の知恵と美しさです。それらがアイデアをもたらします。森を歩きながら想像をふくらませ、熟成されたアイデアが、やがて製品となって実現します。出来上がるものは、アート作品である時もあれば、アクセサリーであることもあれば、インテリアであることもあります。しかしその発端にあるのは、製作者が「これは」と思ったアイデアだけで、そこから質の高い作品を作るために全力を注ぎます。

製作のペースは日常生活のスケジュールにも左右されます。じゃがいもを収穫する時期もあります。薪を割らなければいけない日もあります。そしてある時は、バッグを作ります。アイデアを常に新鮮に保ち、丁寧な手仕事を楽しみつつ、クリエイティブなプロセスを探求するためには、生活のバランスを保つことが必要不可欠です。

限定製作品から小物のシリーズまで、それぞれの製品は注文を受けた時から製作を通してずっとアトリエを離れません。そして我々の「家」を旅立つときに、その家の名を背負って旅立ちます。ミュージアムショップやデザインショップ、個人経営のファッションストアへと送られ、インパクトのあるデザインを求め、真の手仕事に価値を感じるお客様の元へと届けられます。