SUPER COLOUR
ユニークに組み合わせられたカラーが目を引く。多彩な表情に仕立てたスーパーカラフルセーター。
SUPER COLOUR (スーパーカラー)
Color: multicolor(マルチカラー)
Pullover (セーター)
Size: Mサイズ
着丈: 54cm 袖丈: 72cm 袖幅: 27cm(*バットウィングスリーブ)
1. 着丈
2. 袖丈
3. 袖幅
• 商品の計測はcm(センチメートル)単位です。
• 衣類は全て平台に平置きし外寸を測定しています。
• 同一商品でも、基本1~2cmの個体差が生じる場合があります。
• デザインによって、多少許容の幅に違いが生じることがあります。
PRODUCT
・Material(素材): Nicki / 80% cotton, 20% polyester
Sweater(セーター) は、綿とポリエステルからできた、ベロアのような手触りの『Nicki』という素材を使用しています。ぬいぐるみや、ビロードの様な手触りの生地です。
・Hand made in Germany / ドイツ製
・unisex (ユニセックス)
・Supercool Universeの商品は全て⼿作りで、服として⾝につける1つのアート作品です。
・同じパターン(色の組み合わせ)は制作しないため、世界で一つの一点ものになります。
デリケートな素材のため、出来るだけ手洗い。または裏返してネットに入れて弱水流で洗濯機洗い。水温30度以下。直射日光を避けて平干し。漂白剤使用禁止。乾燥機は使用しないでください。
Supercool Universe (スーパークールユニバース)は、ドイツ、ライプツィヒ在住のファッションデザイナーAri Fuchs によるブランド。
Ari Fuchs. (アリ・フックス)
ドイツのハレにあるブルク・ギービヒェンシュタイン大学でファッションを学んだのち、2017年に自身のブランド、Supercool Universe を設立しました。ユーモアあふれるブランド名にある「Universe」とは、アリが多大な影響を受けてきた、大好きなSFの世界に由来しているのだそう。
彼女が好きなのは力強い色とライン。服を作るときには、スケッチをせずいきなり縫製に取り掛かることが多い、と言います。彼女にとって服作りは、「カット」と、「カラーの組み合わせ」が大きな2つの要素。カットはじっくり、静謐な時間におこなう夜の仕事。カラーの組み合わせは、縫製の過程で、 パズルを解くように即興でおこなう仕事。
アリは、創造を通して生きていることを実感する。そして、生きるということは変化である。だから、すべてを自身の感性から手作業で紡ぎ出す彼女の服には、2つと同じものはなく、それぞれの服が、それぞれの顔を持っています。
Supercool Universe は、いわゆる『ファッション』ではなく、「本当にいいファッション」 です。5年、10年と長持ちするように作られていて、世に言うトレンドは彼女の求めるところではありません。高い品質と、「面白さ」という気持ち。これが、Supercool Universe における製作を通じて、アリが心掛けているものです。
ライプツィヒ在住のファッションデザイナー、アリです。
ライプツィヒが旧東ドイツに属していた頃に生まれました。海外に住んだことはありますが、基本的にずっとライプツィヒに住んできました。ここが自分の居場所だと思う。パリ、ロンドン、ミラノのように、抜きんでたスタイルを持つ街ではないけれど、自分らしくいられて、本当に好きなものを追求できる場所。
学校を卒業して、まずは絵画を始めたものの、ほんの短い期間だけだった。一応、近所の倉庫には、まだそれなりにいい出来の絵が保管してあります。絵画を学び始めてしばらくして、自分の作るアートを人に着せたい、という着想を得たて、これが私の一番やりたいことなんじゃないか、って思った。
ある意味私は、立体的な絵画を描くアーティストで、素敵なのは、自分が描いたもの(自分の作った洋服)が出来上がったらその辺を歩いてくれる、ということ。
構成主義、表現主義、アクションペイティング、そういったものが私のインスピレーション。ハレのブルク・ギービヒェンシュタイン大学(Burg Giebichenstein University of Art and Design)でファッションを勉強して、2017年にブランド、Supercool Universe を設立した。
面白いのは、初めて私の作品を見た人たちは、みんなすごく好きか、すごく嫌いか、のどっちかに分かれること。でも好きになってくれた人たちは、決まって「Super cool!(とってもクール!)」と言うの。それも、ブランドの名前を知らずに。それが面白かった。最近は、そんなによく使われる単語でもないのにね。”Universe” は、私が、SFの世界が好きなことから来ています。マトリックス、フィフス・エレメント、スターウォーズ、スタートレックなんかの世界観がスタイルに影響を与えています。
色が好き。強い色、ライン。冬の空、道、家、車、グレーなものは多いです。ファッションの多くはグレー。どういうことなんでしょう。グレーが嫌い、というわけではないんですが。。グレーは美しい色です。でも、それだけでいいとは思わない。バランスがなきゃね。
私はよく、『Nicki』というファブリックを使います。(ベロアのような手触りの素材。)明るくて眩しい色が好きなんです。多くの色が選択できる素材だから、ということもあります。私が服を作るときは、木材を塗るみたいに、いきなり作り始めます。スケッチをすることもあるけれど。私は二つのことをしています。
カットと、カラーリング。カットはじっくり、夜に考えてやること。カラーは、組み合わせていると、パズルを解くように自然と出来上がっていくもの。組み合わせたり、コラージュを作ったり、色を選んでいく。もう一つしているのは、アップサイクルだけど、でも、それはまた別の話。
それぞれの服がそれぞれ異なっていて、全部手作りです。どれも一品もの。同じものを作ることはできません。やろうとしても、できない。もちろん頑張ればできないこともないのですが、私のやりたいことではありません。創造する事は、人生に必要な栄養であって、人生とは変化だから。それぞれが、個別に、ユニークな服です。
私の作る服は、とても長持ちします。5年、10年。私のスタイルは、いわゆる「ファッション」の範疇ではありません。ただの、いいファッションです。トレンドは気にしない。気にするのは、品質と、面白さ。
それを皆さんと共有できたらと思っています。
Supercool Universe, Ari Fuchs